上海(シャンハイ) のホテル

上海、進化する魅惑の国際都市
中国最大の経済都市、上海は、年々急ピッチで開発が進む一方、ノスタルジックな佇まいも残しています。新開発地区の浦東(プドン)は、世界一高い展望台のある上海ワールドファイナンシャルセンター(環球金融中心)をはじめとしたアジア屈指の摩天楼が空に聳えています。 ... つづきを読む »
一方で、黄浦江(こうほこう)を挟んだ対岸の通称「外灘(バンド)」にはレトロな欧風建築物が並び、新開発地区とは対照的な街並みが望めます。それは1920年代に外国人居留地「租界(そかい)」が設けられ、世界各国から国際人たちが集っていた名残です。古い洋館の外観はそのまま保存し、内部にはたいへんにモダンなレストランやブティックを揃えたビルが淮海中路(わいかいちゅうろ)や衡山路(こうざんろ、ヘンシャンルー)には多く、上海の新しい顔として世界中からの旅行者を魅了しています。もちろん、広東料理よりはあっさりとした本場の上海料理が味わえる老舗料理店や伝統的な茶館も外せません。
中国の文化財を一挙に集める上海博物館やアジア最大級の水族館である上海海洋水族館、ジャイアントパンダがいる上海動物園なども訪れるべき観光名所。夜には、上海雑技団の妙技ときらびやかな夜景、そして数多くのナイトクラブも待っています。洋の東西、そして新旧が交錯する上海の魅力は尽きません。
上海に残るパリの面影
たとえばレバノンのベイルート、ベトナムのハノイなど、かつて東洋のパリと呼ばれた場所が、世界にはいくつかあります。
フランス租界も置かれた上海も、またそう呼ばれた時代がありました。ただし実際のパリやニューヨークと比べると、当時の上海の雰囲気はまったく別物だといえます。2500万人の人口を抱える21世紀の上海は、パリというよりは、どちらかというと東京やソウルとの共通点が多いように感じられます。とはいえ、独自の道を突き進む上海。中国だけでなく、世界中のどこにも上海のような都市はないといってもいいでしょう。
現在の上海は、高層ビルが立ち並ぶ近未来の世界です。1074年、小さな村落が交易、商業の拠点となって以来、上海の発展には目覚しいものがあります。現在では、世界の主要都市のひとつとして、パリなどと肩を並べる勢いです。中国の顔として、これまで以上に存在感を増す上海。揚子江のデルタに開けた上海には、世界中から集まった駐在員や世界を飛び回る上海出身のビジネスマンなどが集まり、コスモポリタンな雰囲気はますます強まるばかりです。
今でも東洋のパリの名残が感じられるエリアを再発見してみませんか。
見どころトップ10
10.豫園(ヨエン)
市内の中心にある、明朝時代の建物が集まる江南古典庭園。周辺の豫園商城には、上海名物の小籠包の有名店、南翔饅頭店の本店があります。東京・六本木にある支店も混み合いますが、本店の味はひと味もふた味も違います。
9.南京路
上海一の繁華街です。黄浦江沿いから静安寺付近まで、レストランや土産物屋など様々な店舗が並ぶ通りが5㎞以上続いています。
8.外灘(バンド)
上海の顔ともいうべき場所。黄浦江沿いに1920年代に建てられた歴史的欧風建築が並んでいます。国際色豊かだった上海租界時代の名残を今に伝える地区です。
7.衡山路(こうざんろ、ヘンシャンルー)
かつてフランス租界があった地域。当時の洋館を改築した瀟洒なレストランも多くあります。カトリック教会の聖イグナチオ大聖堂(徐家匯天主堂)が有名です。
6.東方明珠塔(オリエンタルパールタワー)
浦東に立つ上海のシンボルタワーとして有名なテレビ塔です。近くの地下道から外灘側を結ぶ観光トンネルも見どころ。光のイルミネーションの中を、カプセル状のシャトルが運んでくれます。
5.新天地(シンティエンディー)
石庫門とレンガ壁でフランス租界の街並みを再現したエリア。お洒落なレストランやバー、ブティックが軒を連ねています。夜には上海駐在の外国人や旅行者が集まり、国際色は実に豊か。
4.泰康路(タイカンルー)
泰康路(タイカンルー)または田子坊と呼ばれる界隈は、各種の小さな工房を改築したアトリエが集まる芸術街です。細い路地には、カフェやショップが立ち並んでいます。
3.オールド・ジャズバー(老年爵士楽団)
外灘の旧和平飯店にあるジャズバー。平均年齢75歳という、いぶし銀のジャズマンたちによる演奏が聴けます。
2.上海サーカスワールド(上海馬戯城)
上海雑技団のショーが見られる大型劇場。息を飲むような大技や最新設備を使ったアクロバティックな演技が、目の前で繰り広げられます。
1. 上海ワールドファイナンシャルセンター(上海環球金融中心)
地上101階建て、高さ492mの超高層ビル。世界一高い場所にある展望台が100階にあります。ガラス越しに上海の街並みが一望できます。
上海のイベント
1月末から2月にかけては中国旧正月の春節。龍華寺や静安寺などには大勢の参拝者で賑わい、上海の各所で花火が上がります。続く春先の3月から4月の間は、南匯の桃祭りで上海が華やぐ季節です。一方4月には、上海国際サーキットでF1の中国グランプリも開催されるため、街がますます活気づくことでしょう。
6月には上海国際映画祭が開催。夏は9月末頃まで上海市内の各公園では、野外スクリーンが特設され、無料で映画が上映されます。
10月から11月まで開催される上海観光祭りは、上海市内で数百もの催しが開かれる盛大なもの。そしてこの時期は上海蟹が、最も美味しい季節です。10月〜11月頃には中国上海芸術祭が開かれ、世界中の様々なアート作品が集まります。
ベストシーズンはいつ?
●日本とほぼ同じ気候ですが、夏の暑さと冬の寒さはより厳しい傾向にあります。春と秋は、平均気温が15〜20度と、日本同様に過ごしやすい季節です。この時期がベストシーズンといえるでしょう。
●7〜8月は30度を超える日も多く、湿度はかなり高め。蒸し暑い日が続きます。ただしホテルやレストランの冷房が強いので、はおるものがあると便利です。
●10月頃から降水量が減ります。冬場は寒いですが、比較的雨の日は少ないです。基本的には、日本と同様の旅支度でいいでしょう。
5)上海を巡るには
●主要な場所を網羅している地下鉄が、最も安く、便利です。料金は距離制で3〜9元。バスには、地元民の日常の足である市バスの他、観光用の2階建てバスも運行しています。
●地下鉄、バス、タクシー、フェリーなど、主要な公共交通機関に共通で使える上海公共交通カードがあります。日本のSuicaなどと同様、チャージして使うカードなので、切符を買う手間が省けます。
●乗り換えの必要がないタクシーも、便利な移動手段です。ただし、なかなかつかまりづらく、時間帯によっては渋滞がひどいので、気をつけましょう。初乗りは12元。また、空港から上海市内へは、リニアモーターカーが運行しています。
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