ローマのCampo dei Fiori周辺のホテル

イタリア語で「花が咲く野」を意味するカンポ・ディ・フィオーリは、太古の昔、ポンペイウス劇場とテヴェレ川の間に横たわる、野の花が咲いているだけの土地でした。そしてその頃から、カンポ・ディ・フィオーリと呼びならわされてきました。その後イタリア貴族の屋敷が周辺に建ち並び、15世紀になる頃には舗装もほどこされました。今でも、カンポ・ディ・フィオーリで、花を見ることができます。1869年以降、日曜を除く毎日朝市が立ち、色鮮やかな花々や野菜が売られているのです。農家の人々は幾世代にもわたり、自分たちが育てた作物をこの市場に搬入しています。 ... つづきを読む »
行商人たちは午前3時半から市場の用意をはじめますが、カンポ・ディ・フィオーリに行くのは午前9時頃がお勧めです。店じまいが始まるのは午後1時頃。朝の時間をたっぷりとカンポ・ディ・フィオーリの市場で過ごし、夜は近所のレストラン通いをしていると、ある日行きつけの店のシェフが市場で食材を値切っている場面に出くわしたりするかもしれません。
そんなシェフたちは、カンポ・ディ・フィオーリ界隈のレストランやカフェ、ピッザリア、バーにおいて最も重要な存在です。午後、市場が閉まった後に店を開くカフェには、業界人らしい人々の姿が多くみられます。そして夕刻になると、地元の人々や旅行者たちも加わり、誰も彼もが食事を楽しみ歴史談義などに花を咲かせるのです。
カンポ・ディ・フィオーリには興味深い歴史があります。中央にあるジョルダーノ・ブルーノの像は1887年に建造され、以来ずっと広場を見守ってきました。17世紀、ブルーノは地動説を支持し、異端としてこの場所で火刑に処されたのです。彼の像は今もバチカンに背を向けています。またユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)が暗殺されたローマ元老院の建物もさほど遠くありません。さらにカンポ・ディ・フィオーリを取り巻く建物のひとつはかつて、かのボルジア一族の屋敷で、そこで毒殺されたボルジア家の人もいたと伝えられています。
偉大な画家カラヴァッジョ(Caravaggio)は、カンポ・ディ・フィオーリでラヌッチオ・トマソーニ(Rannuccio Tomassini)とテニスの試合をし、その際にスコアについて論争になったためトマソーニを殺したという話が、何世紀もの間、まことしやかに語られてきました。後の調査によると、共通の情婦を巡った争いでカラヴァッジョがトマソーニを去勢しようとして殺してしまったという説が有力となっています。いずれにせよ、カンポ・ディ・フィオーリの歴史は、血の凍るような逸話に彩られていることに変わりありません。
カンポ・ディ・フィオーリ近辺のホテル
15世紀に建てられた邸宅を改装したホテル セント・ジョージ( Hotel St. George)は、Piazza Della Cancelleriaやファルネーゼ広場(Piazza Farnese )を見下ろすテラスのある5つ星ホテルです。カンポディフィオーレ、バチカン、ナヴォナ広場まで徒歩5分という絶好の立地条件。
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4 Stars$207
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