ローマのSistine Chapel周辺のホテル

システィーナ礼拝堂の壁画は3つの層に分かれています。いちばん下の層は金と銀でドレープが描かれています。真ん中にはモーゼとキリスト、それぞれの生涯をテーマにした一連の絵が描かれています。その上の層(窓の下にあたる部分)には、シクストゥス4世にいたるまでの歴代教皇の肖像が並んでいます。窓の上にあるリュネット(三日月形絵画)には、後にミケランジェロがキリストの祖先を描きました。 ... つづきを読む »
壁面のフレスコ画を描いたのはボッティチェリ、ペルジーノ、ロッセリ、ギルランダイオといったイタリアの優れた画家たちです。けれど残念ながら、彼らの筆になる壁画もそして名声も、後に描かれた天井画により光彩を奪われることになりました。システィーナ礼拝堂が完成してから25年後の1508年、教皇ユリウス2世はイタリア人彫刻家ミケランジェロに、アーチ型天井に12使徒を描くよう要請しました。
絵画より彫刻を専門としていたミケランジェロでしたが、教皇の後ろ盾を失うことを恐れ、絵の主題は自分で決めてもよいという許可をユリウス2世から取りつけて、天井画制作を引き受けました。天井は当初、明るいブルーの背景で、その上に無数の星が金で描かれていました。表面積は550平方メートル超。最も高い部分は床から18メートル離れていました。
完成した天井画には旧約聖書『創世記』の天地創造、大洪水などの場面が、300人以上もの人物とともに描かれていました。神が手を伸べてアダムに生命を吹き込まんとしている絵は、おそらくダ・ビンチの『モナ・リザ』の次に有名な絵画でしょう。
礼拝堂の大天井画を描き挙げてからおよそ25年後、ミケランジェロは教皇パウロ3世から祭壇画の制作を任命されました。こうして描かれた『最後の審判』は1536年から1541年にかけての作です。ミケランジェロの作品は、聖書のなかの人物を裸体で描いているとして非難を浴びました。問題となった部分には、ミケランジェロの死後、その弟子であったダニエレ・ダ・ヴォルテッラにより腰布やイチジクの葉が描かれました。
およそ400年の時が流れ、何百回、何千回ものミサが礼拝堂でとり行われました。その際に灯されるキャンドルのために礼拝堂の壁や天井は煤が溜まり、薄汚れてしまいました。1980年、20年計画の修復作業が開始しました。1999年、洗浄により鮮やかな色彩とコントラストを取り戻したフレスコ画を目にした専門家たちは、ルネサンス絵画の技法について、新たに何冊もの本が書けるほど多くの知識を手に入れたのでした。
システィーナ礼拝堂での法王選挙
システィーナ礼拝堂はローマ・カトリック教会における最も重要な行事、コンクラーヴェ(教皇選挙)が行われる場所でもあります。投票の過程を通して枢機卿団は外部との接触を一切遮断します。礼拝堂の外では世界から集まった何百万人ものカトリック信者たちが、新たな教皇決定を告げる白い煙がシスティーナ礼拝堂の煙突からたち昇るのを待ち構えています
システィーナ礼拝堂付近のホテル
システィーナ礼拝堂はローマでも特に人気の観光スポットです。4つ星ホテル、ルレ デイ パピ ホテ(Relais Dei Papi Hotel Rome )は、ヴィア・デイ・グラッキ(Via Dei Gracchi )にあり、バチカン市国からすぐ近くです。
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