パラワン のホテル

フィリピン最後の秘境、パラワン
ボラカイはもう古い。今もっとも注目のデスティネーションはパラワン。フィリピンの人気リゾートを比べてみると、そんな印象を受けます。フィリピン諸島のミマロパ地方のはずれの方にある、フィリピン5番目に大きな島パラワンは、最近、トレンディなリゾート地になりつつあります。旅の上級者たちは、東南アジアにあるお馴染みの島々を避け、最近では「フィリピン最後の秘境」と呼ばれるパラワン島を目指しています。 ... つづきを読む »
ボラカイとパラワンはしばしば、ひとまとめに考えられますが、実際のところまったく異なるタイプのリゾート地です。ボラカイは、パッケージツアーによくあるタイプのビーチリゾートで、太陽の下でドリンクを飲みながら日光浴といった感じの場所。パラワンは、それとはまったく異なる、比べるもののない秘境です。ふんだんな森林や鉱物資源、海底油田があり、さらに観光業もそれ相応に盛んなのですが、にもかかわらず過剰な開発による破壊を免れて、豊かな自然が残っているのです。
地元の人々のためにも、そして旅行者のためにも、パラワンが今の姿を保ち続けることを祈るばかりです。なぜならパラワンはフィリピンでも比類ない場所であり、大まかに言えば観光客の多いボホール島よりボルネオに似ている島だからです。多様な野生生物とこのうえなく美しい風景に恵まれたパラワンは、ユネスコにより生物圏保護地区に指定されており、フィリピンにわずか2ヶ所の世界遺産のひとつ、トゥバタハ岩礁海中公園を擁しています。こうしたことを背景に、パラワンは「フィリピン最後のフロンティア」と呼ばれ、地球を旅する人々にとって一度は旅してみたい秘境となっています。 .
パラワンの見どころトップ10
10. パラワン博物館 州都プエルト・プリンセサについたら、博物館を訪ねて島の文化や人々について初歩的な知識を得ておきましょう。 |
5. ブスアンガ島 沖には、太平洋戦争時の日本軍の沈没船があり、ダイビングスポットとして人気を博しています |
9. バノル・ビーチ 誰にも教えたくないほどステキなトロピカル・リゾートです。パラワン州北部にあるコロン島のひっそしろした入り江は、本当にきれいです。 |
4. バキット湾 エル・ニドにあるバキット湾は小さな島々が浮かぶ南国パラダイス。海のなかはイルカやジュゴンなど、めずらしい海中生物の宝庫です。 |
8. コロン 岩山が連なる圧倒的な風景とアジア屈指のダイビングスポットが待っています。 |
3. マーティンロック島 タイの人にはお気の毒ですが、アレックス・ガーランド著の人気小説『ザ・ビーチ』にインスピレーションを与えたのは、このマーティンロック島でした。著者はエル・ニド滞在中にこの小説を執筆したそうです。 |
7. タボン洞窟郡 パラワン島の Quezonにあります。全部で200以上の洞窟からなりますが、内部が詳しく調査されているものは未だにほんのわずか。考古学調査により、今から5万年前に人が住んでいた形跡が発見されました。 |
2. トゥバタハ岩礁自然公園 ふたつの岩礁と周辺海域からなる公園内には 、クジラやサメ、渡り鳥など、様々な野生生物が生息しています。 |
6. ポート・バートンは、今のところ広く知られていないため、美しいビーチはわずかばかりのバックパッカーたちが訪ねるのみとなっています。が、そのうちに、この静かな村にも各地からの旅行者たちが大挙して訪れてくることでしょう。 |
1. プエルト・プリンセサ地底河川国立公園 鍾乳洞のなかを流れる地下河川は蛇行し、海へと流れ込みます。フィリピンの数少ないユネスコ世界遺産(自然遺産)である地底河川公園内には多様な生物が生息しており、アジアで最も重要な森があります。 |
パラワンのエリア情報
パラワン島といくつかの島々を含むパラワン州は、367の「バランガイ(集落)」と23の町からなります。中心部は州名ともなっているパラワン島。美しい海岸エリアからプエルト・プリセンサの町まで、花崗岩の岩山から小さなペガサ島まで、フィリピン最大の州には、冒険心を掻き立てる驚異的な見どころが満載です。
プエルト・プリンセサは、パラワンに到着したら誰もが訪れる観光拠点です。州都であり、パラワン州における唯一の町らしい町で、多くの旅行者にとっては秘境に出かける前の経由地以上の意味をもちます。人口20万人のこの町にまったく寄らないのは、間違いというもの。街中には、ちゃんとレストランやホテルなど観光客向けの施設があります。
ブロックスポイントは、パラワン島南部にある町で、 人口約6万人。いくつかの滝や温泉のほか風光明媚なマウント・マルヨグ(Mount Maruyog )があります。ブロックスポイントは、エコツーリズムの人気スポットであるとともに世界最大の真珠が発見されたことでも知られています。
カラミアン諸島 パラワンでも、一流のダイバーたちが集まるのがここ。パラワン島からフェリーで北東方向に短時間行ったところにあるカラミアン諸島は、ブスアンガ島、コロン島、クリオン島をはじめとする小さな島々からなります。代表的な三島、ブスアンガ、コロン、クリオンは、マングローブ、珊瑚、色とりどりの魚たちなど、自然の命に満ち溢れています。
ケソン タボン洞窟をはじめとする見どころが多いエリア。パラワン島における観光業の要所でもあります。
マウント・マンタリンガハン パラワン島で一番高い山。マンタリンガハン山脈、マウント・マンタリンガハン景観保護地区などが周辺にあります。パラワン島の南部にある国立公園は観光客ばかりか地元の人々にも大変人気のある観光地となっています。
カラウィト禁猟区と自然保護区は、カラウィト島という小さな島にあります。この保護区は、ケニヤからアジアへ動物を移転させることに成功した珍しいケースです。インパラやウォーターバック、シマウマ、エランド、 ブッシュバック、キリン、トピといった元来はアフリカに生息する動物たちが、カラミアジカ、パラワン・ベアキャット、イノシシ、ウミガメ、クロコダイルなどの固有種と一緒に暮らしています。
エル・ニド は、プエルト・プリンセサの北240キロのところにある緑豊かな保護区です。465平方キロの保護区には、バキット湾やカドラオ島、パンガルシアン島、カドゥグノンポイントなど、見どころ満載。エルニドには、東南アジアでも最も美しいビーチと遺跡があるといってもほぼ間違いないでしょう。
パラワン・ダイニングガイド
パラワンのツーリズムは、グルメ道ではくエコ優先です。といってもご心配ご無用。プエルト・プリンセサの市場から島のはずれにあるビーチに建つ屋台小屋の料理まで、食べる楽しみは充分あります。
Ima’s Vegetarian (Fernandez St, Puerto Princesa) オーガニック料理の店。フレンドリーでサービス精神が旺盛なカップルが経営しています。 |
Habibi Restaurant & Shisha Cafe (Hama Street, Zone 3, El Nido) 優雅なテラスでコーヒーやフッカ(水タバコ)、ちゃんとした食事が楽しめます。 |
Badjao Seafront Restaurant (Abueg Rd, Puerto Princesa) ゆっくりとランチを味わったり、シーフード料理を楽しむのにぴったりのレストランです。 |
La Salangane Restaurant (33 Serena Street, Buena Suerte, El Nido) パラワンでもっとも洗練されたレストラン。丁寧につくられたシーフード料理や、上品なサービスを楽しんでください。 |
Kailui (369 Rizal Ave, Puerto Princesa) バリ料理のレシピを採り入れた料理で楽しませてくれます。 |
Manneken Pis Resto/Bar & Divecenter (Coron) は、コロン島でいち押しの店。おいしい朝食メニューやハンバーガーに満足させられます。 |
Taverna Luna (Rizal St, Puerto Princesa) プエルト・プリンセサの人気パブ。ハッピアワーもその人気の一因。冷たいビールとチリクラブの組み合わせはたまりません。 |
Bamboo House Restaurant (Rizal St, Port Barton) カジュアルなビーチフロント・レストラン。丁寧に作られた料理をピクニック・テーブルで食べるとお腹も心も満たされます。 |
Gypsy’s Lair Art Cafe (Unit 20 Mercado de San Miguel, Puerto Princesa) ここでは、クールなインテリアと作りたてのサンドウィッチ、新鮮なサラダが楽しめます。 |
Judy’s (Rizal St, Port Barton) ポートバートンでお腹がすいたらこの店に。フライドチキンや豆腐バーガーなど、ジャンルにとらわれない料理が魅力。 |
パラワンのイベント
パラワンでは、すばらしい自然そのものが最大の見所ですから、滞在中はやる事、見る物に事欠きません。フェスティバルといったようなイベントはこの地方ではあまり頻繁にはなく、あったとしてもそれがメディアで紹介されるようなことも稀です。が、パラワンの歴史と多彩なアジア文化を背景に、いくつかの興味深いイベントがあるにはあります。
パグディワタ フィリピンでももっとも古い民族に数えられるタグバンワ族(カラミアン諸島に約1800名が残存)のお祭りです。タグバンワ族は、数多くの神話とともに精霊を信仰し、パグディワタのお祭りの際には、精霊に酒をふるまい、昔からの決まりごとになった儀式をとり行います。
ランベイ・フェスティバル(Lambay Festival) 新しい季節の恵みを祝福するお祭りです。
タレク・フェスティバル(Tarek Festival) カラミアン諸島のタグバンワ族の華やかでにぎやかなお祭り。音楽やダンスが盛りだくさん
Kalugta’n Arts Festival エルニドで5月に開催されるアートフェスティバルです。パラワンのカルチャー・シーンを観光アトラクションのひとつしようという試みの一環。
5月末から6月初旬にかけて開催されるバラガタンのお祭りで、人々は農業、商業、文化のすべてをひっくるめてお祝いします。
旅のベストシーズン
パラワンの一年にはふたつの季節があります。島の南端と北端エリアおよび西海岸では、雨季と乾季がある典型的なモンスーン気候で、半年ごとに季節が変わります。東海岸は異なり、乾季はせいぜい4週間から12週間程度。それを除く時期には一定した降雨量があります。海岸エリアのベストシーズンは3月から6月上旬で、この時期の平均気温は30℃前後です。
6月以降は実質的に観光のオフシーズンです。というのも、雨季に入ると島のほぼ全域で大量の雨が継続的に降り、それが何ヶ月も続くのです。乾季には熱帯特有の暑さが続く一方、モンスーン・シーズンも決して過ごしやすい時期ではありません。ということで3月上旬から4月半ばがパラワン旅行にはベストと言えましょう。
旅の注意事項
美しい自然はパラワンの観光の呼び物ですが、対照的にプエルトプリセンサの町中で見られる商業主義にはきわめて不快な気分になります。買い物はメトロマニラ(マニラ首都圏)で済ましておいてはいかがでしょうか?パラワンでは、ただ美しい景色と島の生活を満喫してください。
パラワンでは、真珠売りがいたるところで待ち構えています。路上で販売しているような業者は避けて、きちんとした店で購入するのが無難です。ホテルのコンシェルジェからの紹介なら(コミッションを受け取らないので)、安心でしょう。
一日でパラワンの主要スポットをすべて網羅するような高額なツアーにはご用心。事情をよく知らない観光者をカモにした営利主義のツアーであり、期待を裏切られる可能性があります。コロン、エルニドなど、主要エリアの認可を受けたツアー会社を選び、派手な感じのツアーガイドは避けたほうが賢明。
パラワンを巡るには
プエルトプリンセサ国際空港はパラワンの主要な玄関口であり、マニラ、セブからアクセスできるほか、パラワン州北部のカラミアン諸島のブスアンガといった小さな島々への中継点ともなります。エルニドにはチャーター便専用の小さな空港があります。
マニラ--プエルト・プリンセサ間のスーパーフェリーが最近、運航を再開しました。島から島への移動にもこのフェリーが利用できます。あるいは豪華なカタマランやフィッシングボートなど観光客向けの船に高いお金を払って乗るという選択肢もあります。
パラワン島や周辺の島々に住む地元の人々は、移動手段として通常ジプニーを利用します。レンタカーも簡単に借りることができます。
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